- 桂校の内田さん
「季節の移り変わり」
大型連休も過ぎ、いよいよ秋本番です。
日に日に、日が暮れるのが早くなってゆきます。
生徒さんが来校される際のあいさつも、「こんにちは」より「こんばんは」が増えてきました。
夕方~晩のあいさつの言葉は、時刻だけではなく、明るさも大きな要素なのだなぁと気づかされます。
さて、連休の最終日は「秋分の日」でした。
英語では秋分・春分ともにequinoxという言葉を使い、辞書によると、 "原義 :夜(nox)が等しい(equi)"とのことです。
その名の通り、秋分の日前後は、昼と夜の長さほぼ同じとなり、北半球では冬にむかってどんどん昼が短くなってゆきます。そして、
スカンジナビア半島やアイスランドなど北極に近い国々では、昼が短くなるどころか、太陽が地平線より上に昇らず、昼がなくなる季節となります。これを、極夜と言うそうです。その反対の白夜と比べると、馴染みのない言葉ですね。
ちなみに、南半球においては、白夜・極夜になるのは南極大陸のみです。オーストラリア、ニュージーランドや南米チリ最南端であっても赤道との距離がスカンジナビア半島ほど離れていない(緯度が高くない)ため、見られません。
まだまだ新型コロナウィルスへの警戒が続く中ですが、多くの人々が日本の秋を満喫できることを祈ります。
the change of seasons 季節の移り変わり
the midnight sun 白夜
the polar night 極夜
the equinox 春分/秋分
the autumn equinox 秋分
the spring equinox 春分
the equator赤道
enjoy fall fully 秋を満喫する
fall is in full swing 秋本番、秋真っ盛り