- 桂校の内田さん
空の旅
12月に入り、生徒さんとの会話でも、「一年早いですねー」というのが定番になっております。
今年は3月以降、旅行やビジネス等で海外渡航を計画していたが断念した、という生徒さんや講師の話を何度となく聞きました。
空の旅(air travel)での感染リスクについて、海外のメディアでは、飛行機内での検証結果が頻繁に報道されています。その多くが、マスクの有効性やキャビン内の空気の流れ、空気清浄フィルター(HEPA filter)の働きと入念な消毒作業(deep cleaning) などにより、その危険性が低いことを主張すると同時に、空港での手続きや乗り降り時等の感染の危険性を警告しています。
今後、空港での検査などの手続きが厳重になることが予想されるので、しばらくは直行便を好む利用者の割合が増えるのかもしれません。
日本から直行便が就航している(2019年時点)国の中で、日本からの直線距離が長いところを調べると、スペイン、アメリカ(東海岸)、メキシコなどで、それぞれ1万キロ(約6,200マイル)を超え、フライト時間も12時間を超えます。一方、時差も少ない東南アジアの各国については、ラオスと東ティモールの2か国以外すべての国に直行便が就航していす。
英会話の学習という意味では、やはり現地で実際に英語でコミュニケーションすることを目的やモチベーションにしている生徒さんも多いので、来年には海外との往来が安心してできる状況になってくれることを願います。
"air travel" 空の旅、飛行機での移動
"deep cleaning" 通常は、徹底洗浄、清掃の意味。コロナウィルス関係の報道で
は、すべての物を入念に消毒することを意味する
"HEPA filter" "high efficiency particulate air [filter]"の略 一定の基準を満たした空気清浄フィルター