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  • 桂校の内田さん

左側通行は本当に少数派?

紅葉もピークに差し掛かり、京都の観光名所は国内外からの観光客で大変な賑わいです。

さて、日本人が海外の滞在で混乱することの一つに、多くの国と地域で、日本とは逆の右側通行(自動車)が採用されているということがあります。中には「ほとんどの国は右側通行」と感じている人もいるかもしれません。

本当に左側通行の国はそんなに少ないのか、と調べてみると、案外、多くの国々で日本と同じ左側通行が採用されていました。

英国、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ共和国といった、歴史的に英国と関係が深く、英語が第一言語である国々の他、特に東南アジアからインドにかけての地域では、インド、インドネシア、マレーシア、タイなど、左側通行が主流です。 

アフリカ諸国においても、前述の南アフリカ共和国の他、ケニア等を含む大陸南東部を中心に10ヵ国以上が左側通行です。

ヨーロッパにおいては、アイルランドの他では地中海のマルタやキプロスが左側通行です。ちなみに、マルタでは英語(およびマルタ語)が公用語で、英語留学先のひとつにもなっています。

とは言っても、旅行先としても人気の大陸ヨーロッパや、アメリカとカナダを含む南北アメリカ大陸、それに日本に近い東アジアの国々は右側通行を採用(ただし、香港とマカオは左側通行)しているので、日本人の中には、「左側通行の国はほとんどない」という印象が強いのかも知れません。

下の世界地図は、世界の右側/左側通行の採用状況になります。ご参考までに!



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