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  • 桂校の内田さん

熱い夏”の幕開け

「過去最長」の梅雨が明け、ついに夏が来ました。

生徒さんとのあいさつもここ数日は、「暑くなりましたね!」ばかりです(笑)

引き続き、換気の為教室の窓は少し開けておりますので、ご理解とご協力をお願い致

します。


今週、オリンピックも開幕予定です。オリンピックの公式言語は、フランス語、英

語、開催国語、の順で優先されると規定されています。フランス語が第一言語である

理由は、フランス人のピエール・ド・クーベルタンPierre de Coubertin男爵が「近

代五輪の父」、つまり現在のオリンピックの礎を築いた人だからとのことです。


それでは、実際の競技の審判はどの言語でコミュニケーションをとるのでしょうか?

例えば、サッカーはどうでしょう?


海外サイトより引用:

”At international level, FIFA has four official languages: English,

Spanish, French and German. Again, international referees must be able to

speak good English.”

―国際大会では、FIFAは4つの公式言語があり、国際大会の審判は、十分な英語を話

せなければならない


”To officiate a Champions League or Europa League match, UEFA referees must

be able to speak English. Referees will generally speak to players in

English as it is the most commonly spoken language in Europe.”

―チャンピオンズリーグの審判は、英語が話せなければならない。審判は英語で選手

に話しかける。一般的にヨーロッパでもっとも話される言語であるからである。


予想通りでしたが、オリンピックを含め、国際大会の審判は基本的に英語を使用する

とのことです。欧州選手権でさえ、基本的に英語が使用されます。

サッカーは世界共通語” football is a universal language”だ、という言葉があ

りますが、やはり実際の世界では、またそれが大事な局面であればあるほど、言語で

のコミュニケーションは決定的に重要です。


日本のサッカーの国際大会でも、英語で審判とコミュニケーションを取り、それが

きっかけで勝利したというエピソードがあります。

2004年に中国・重慶で開催されたアジアカップで、日本代表がヨルダン代表との試合

でPK戦までもつれる接戦になりました。

先行の日本代表は左利きの2人の選手が足を滑らせて失敗し、レバノン代表は2人連続

で決めて圧倒的不利になりました。

そこで当時の日本代表キャプテンの宮本選手が審判(マレーシア人)に英語で進言し

て、実際に使用するゴールが反対側に変更されました。


そのときに宮本選手が言った英語が以下になります。


”Referee.This is not fair.You should change the side. You must think about

it.”

「審判、これは不公平だ。サイドをを変更すべきだ。考えて欲しい。」

そこから日本代表は、GK川口の大活躍もあり大逆転で勝利し、結果的に大会優勝を果

たしました。


このように選手側がとっさに英語を話せれば、審判とコミュニケーションを取ること

ができます。審判が選手の要請を受け入れることは大変稀とのことですが、審判も人

間なのでコミュニケーションを選手と取れた方が気持ちよく、柔軟な対応もできるは

ずです。

スポーツに限らず、旅行やお仕事、その他外国人と意思疎通が必要な場面で、言語で

のコミュニケーションの重要性を痛感する経験をされた方も多いのではないでしょう

か。


今回のオリンピックでは、選手たちの他の選手や審判等とのコミュニケーションに注

目して観戦してみるのも良いかもしれません。


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