- 亀岡校の勝田さん
How was your GW?
皆さま、ゴールデンウィークはどう過ごされたでしょうか?
以前は長期休み明けのレッスンで、 How was your GW?やHow was your spring vacation? と先生が尋ねると、生徒さんからは様々な楽しい思い出が聞かれたのですが、去年のコロナ以後は、“家にいた”。という答えが圧倒的に多くなってしまいました。
海外旅行に行く予定が英語を学ぶモチベーションになっていた方も多くおられたと思います。
また、コロナ以前は外国人観光客も多く日本にいても英語を使う機会も多くありました。
2年ほど前のことです。私が大阪で電車の乗り換えの為にホームで待っていた時、年配の白人のご夫婦が私の前に並んでおられました。何か紙を確認しながら不安そうに辺りを見渡している様子でした。彼らは、真後ろに並んでいた私をチラッと見た後、なぜか横の列に並んでいた日本人のご婦人に乗り換えについて英語で尋ね始めました。私は電車の乗換えが大の苦手なので、他の人に聞かれた事で内心ホットしました。
しかし、話しかけた女性は、「英語ムリムリ!」とすごい勢いで拒否してしまいました。
すると、その様子を見て別の女性が近づいてきて、I can speak English! と親切に助け舟を出しました。何かを尋ねたかったご夫婦は、Is this the right platform to go to Shinsaibashi? 「心斎橋に行くにはこのホームであっているのか?」と尋ねると、親切な女性は、I’m Chinese ,I don’t know, といってどこかに行ってしまいました。
再び困ったご夫婦は、ダメもとという顔で私に尋ねて来られました。
私は土地勘が無く、全くわからなかったので、Google it! ググリます!といって調べました。調べた限りではその電車で合っていたのですが、念のため、初めに話しかけられた横に並んでいた女性に日本語で確認しました。親切に教えてくださいました。
英語は話せるけれど、乗り換えが苦手な人、
土地勘はあるけれど、英語が話せない人、
英語は話せるけど、中国人で駅のことはわからない人。
この出来事で、英語が話せることはもちろん大切だけど、日本のことをもっと勉強しないと人助けはできないと痛感しました。
コロナが収まって、また日本に外国人旅行客が戻って来た時のためにも、家にいる時間が多い今、英語と日本のことを勉強しておこうと思う今日この頃です。

