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亀岡校の片山さん

Stereotype

前回のブログでお話したハリウッド映画 “Independence Day” の中に、日本の自衛隊員が登場する場面があります。


エイリアンに対して攻撃を始めることを決めたUSAは、世界各国に、総攻撃と援護で世界が一体となることを指示します。USAからの指示を受けた日本(自衛隊)の司令官は、「攻撃はあと5時間で始まる」と発言するのですが、それがとっても棒読み(read in a monotone, read without intonation) なんです。また、そのシーンがとても古臭く日本でないように感じたのを覚えています。自衛隊の服装はたぶん第二次世界大戦時のイメージだし、セットもレトロ感が漂っていました。


そもそもこの物語(小説版)で、日本は大きな被害を受けます。東京周辺、埼玉や横浜、また、京都や神戸などの都市が被害を受けていることが描かれています。


「穏やかで勤勉な為に危機感がない日本人」として描かれ、世界中で最も多くの被害を受けたことになっています。 このことが、海外から見た日本のイメージではないでしょうか。真面目で働き者で、世界に何が起こっているのかを他人事のようのに強い興味を示さず、ただ一生懸命働く人々。その仕事熱心さの為に多くの命を落とすことになるという盲目さ。 インデペンデンスデイには、「真面目に仕事に没頭するあまり、事態に気がついていない日本人」が描かれています。


一昔前までのハリウッド映画に出てくる日本人はみな、髪を7:3に分けてスーツを着たビジネスマンで、首には必ずカメラがかかってちょこちょこしている。いつも名詞を持っておじぎしまくる。な~んて西洋文化に慣れない日本人の滑稽な姿がstereotype (固定観念) としてコメディーっぽく使われたのもですが、最近は国際化も進んできたのでその外見は変わっています。 それでも海外ニュースを見ると、「日本にはこんなのがあって、日本人はこんなことをしている」という話題が流れたとき、あまり好印象な感じではなく、滑稽さを興味深く観察しているっぽいものもあり、日本人としてはあまりいい気はしないこともしばしばです。 それでももちろん、日本の優れた部分は評価されている訳で、だからなおさら日本は異様な感じ(つかめない感)があるのかもしれません。 

主張すべきはし、誤りはきちんと正す。 外国でも堂々と振る舞える自信を身につけ、新しい日本人像を確立していきたいものです。

そのためにも、これからやはり英語は “大きな武器” だと思います!



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