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文で言わなければいけない?

  • 亀岡校の片山さん
  • 20 時間前
  • 読了時間: 2分

前回、日本人が英語をマスターするのが難しいと思われる理由について、学習時間の不足をあげましたが、今回は補足して、ちょっと違った視点からのお話です。


先日ある中学生グループレッスンで、たまたま学校行事などで欠席者が重なり出席者がAさん一人の時がありました。欠席生徒さんとのテキスト進度調整も考え、その日のレッスンの大半は講師とAさんで会話のトピックカードゲームをしました。どちらかというといつもは静かで友達の発言を聞いていたAさんですが、その日は自分の知っている単語を使って積極的に答えていましたし、自分から質問する場面でも、時々間違えて先生に直してもらいながらもバンバン思いついた事を声に出していました。声に出すこと、それが大事です! 

ですが、多くの日本人は「日本人に自分の英語を聞かれたくない」「日本人の中にいると何故だか恥ずかしくて英語を話しにくい」と思ってしまいます。つまり周りの日本人に自分の英語や英文法が正しいかチェックされているのでは、と委縮してしまうのです。

思うに、「聞く」「話す」を主とするコミュニケーションとしての英語力を高めたければ、「会話に正しい言い方も間違った言い方もない」くらいの考え方で取り組めば、もっと早く上達できるのではないでしょうか。少なくとも、誰かと会話中に文章で言わなければ…と一人頭の中で時間をかけて組立てるより、思いついた単語を並べて相手との会話を成立さたり、相手の言っていることが聞き取れない時には、無言のジェスチャーや、顔の表情を使っても相手とコミュニケーションできるし、もう一度言ってほしいと聞き直す言い方を覚えておくと便利ですね。


*ただし学校教育では正しい英語の使い方が教えられていますから、定期テストや資格試験には、「読む」「書く」や正しい文法知識が必要で、それには一人でコツコツ勉強する事が必須ですからそこのところはよろしくです。



 
 
 

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